小学校教師300人に木材ＰＲ

　大阪市小学校教育研究会（会長・前川憲正大江小学校校長）主催の夏季研究会が8月4日（火）午後2時より港区弁天町の大阪市教育センターで開催され、講師依頼を受けた当会会員の大阪市製材業協組（理事長・尾﨑龍一氏）ＰＲ委員会（有馬啓子委員長）が研修会を取り仕切った。当日集まった小学校教師は300名弱。 研修会の第１部は講演会。講師はＰＲ委員会のメンバー島崎公一（東洋木材新聞社）、「木材と地球環境そして健康」をテーマに簡単なクイズ（井上雅文東大准教授のパクリ）を交えながら約30分持論を展開した。教育は国の礎。そのためにも小学校の教師には正しい日本の森林・林業に関する知識を学び、「木を伐ることは悪である」を代表とする間違った既成概念を払拭してもらいたいものだ。

講師は島崎公一

 

　 第2部は「マイ箸づくり」。メンバーでアルブルを主宰する米地徳行氏（大宝木材）指導のもと、約1時間の実習でマイ箸が完成した。樹種はサクラの選木、サンドペーパーで磨きをかけ、仕上げにはクルミを潰してにじみ出る油を使用。子どもたちへの出前授業と同じ光景、先生方も喜々として制作に励んでいた。

マイ箸づくりに専念する小学校教師